Tokyo Short Sight's past notes [ #051.....#100 ]
#051 - 12/11/2004 [Sat] 04:22
直視☆ザ☆現実
特撮ヒーロー番組に対する幼少期の僕のスタンスは、冷淡なものだったように記憶している。
幼稚園や小学校低学年のころ、いや、もっと大きくなっても、『ウルトラマン』や何とかレンジャーには、男子たるもの興奮するべきだろう。
僕のまわりの友達も、そういう番組の次の日の話題はその番組の内容で持ちきりだったし、プラモデルやフィギュアなどのグッズを集めている者も多く見られた。彼らは間違いなくマジョリティである。
そんな彼らを俯瞰した位置から、僕は言う。
「あの中には人とか入っているし、壊されてるビルは模型だよ?」
いま考えると、ちょっとした心の病気を抱えていそうな幼稚園児だったと思うが、それが事実だったのだから仕方がない。
怪獣などに壊されている世界がウソの世界であると気付いた理由が、「怪獣の存在や街の破壊がニュースでまったく報道されないから」であるところも、やや歪んでいたコドモであったと思う。
僕は幼いとき、確実に確実な現実しか見ていなかった。
しかしハタチを越えた僕は、「授業出なくても単位取れんじゃね?」と、いささか現実から目をそらし始めたのである。まさかのミステリー。未来が怖いよ…!
#052 - 12/14/2004 [Tue] 03:49
中学生日記
『フェニックス』という合唱曲がある。詳細はこちら(リンク先は MIDI が流れるので注意)。
この合唱曲を、中学の音楽の時間に歌った。僕はこの曲の伴奏がスキだった。
この曲の詞を見ていくと、途中に「湧き起こる 風の中から 蘇る 命」というフレーズがある。このフレーズが問題だったのだ。
中学のころである。友達はこの「湧き起こる」の部分を歌うたびに、自らのワキを指差していた。ワキが怒るのだ。
さらに友達は、それに続く「蘇る 命」の部分を、もれなく「蘇る イノキ」と歌っていた。「ボンバイエ」で有名なイノキだ。アゴもしゃくらせていた。
歌い収めたあとの、友達の満足気でいて得意気なカオ。僕は忘れない。
中学のころである。あのテンションはどこから来たのだろうか。
そして全国の中学校では、僕らの歴史を繰り返しているのだろうか。
#053 - 12/15/2004 [Wed] 02:06
never dig them forever
なんで似ているんだろう、「フトモモとフクラハギ」。とっさに聞かれると、どっちがフトモモでどっちがフクラハギだか、判別できなくなる。
「マツ毛とマユ毛」も間違えるし、「ヒジとヒザ」もごっちゃになるときがある。あと中川家弟とベッキーもよく間違える。あとダウンタウン松本に KinKi Kids 剛が近づこうとしている(芸風的に)。
カラダの一部にあり、しかも位置的/構造的に近しい別の二箇所を、両方とも語感の似た言葉で名づけてしまった先人たち。ネーミングセンスのなさに我々現代人は呆れ返る。
特に「ヒジとヒザ」。ココまでくると、もう意図的としか思えない。“「ピザ」って10回言って”に代表される10回クイズが開発されたとき、きっとヒジ及びヒザを名づけた先人たちは天国でしたりガオだっただろう。
そのほか、個人的には「サドルとペダル」も間違える。自転車にふたつついているモノは、アレ、ペダルでいいんだっけ? となってしまう。
負けじと奇才の僕の彼女に至っては、「右と左」でテンパるそうだ。いよいよ本領発揮、といった風情である。僕はまだ、その領域には達していない。
達していなかったのだが、先日、僕は「ポインセチアとポメラニアン」の判別ができなかった。彼女も半笑いだった。
いまでも、どっちが花でどっちが犬か、微妙なところである。
#054 - 12/17/2004 [Fri] 01:56
天然に勝るものは無し
バイト先(マック臭)のおさかな天国で一躍有名になった人が、以前、『アミノ式』の CM の曲を口ずさんでいた。
「♪燃焼系、燃焼系」と、その彼が何となく歌っていたのを耳にして、僕は「相変わらずアレだなぁ」と思っていたのだが、その続きを聞いて僕は愕然とした。
「♪燃焼系、燃焼系、アミノサプゥ〜リ!」
メーカーのカベ越えやがった!
そんな彼は、中途採用で日本マクドナルド株式会社の正社員になりました。
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#055 - 12/20/2004 [Mon] 12:37
2004年も終わりだというのに「ゲーッ!」
シャンプーで洗髪した後、またシャンプーで洗髪してしまった。
気持ちも朗らかに入浴中、僕はシャンプーでの洗髪の後、リンス的なモノ(ト、トリートメント?)で髪の毛を仕上げようとしていた。
その日はそのリンス的なモノの使い始めの日で、どのパッケージがリンスだかよく解らなかったのである。
だからといってテキトウにボトルをチョイスして、中身を手のひらに出したワケではない。何か「コンディショナー」とか書いてあったから、僕はそれがリンス的なモノだと思ったのである。
手のひらにボトルの中身を出し、髪になじませる。
そして、異常なまでに泡立つ、我が頭頂部。リンス的なモノだと思い込んでいたため、その驚きはまた格別だ。
その後、「ゲーッ! リンスないのかよ!」とか叫んじゃったからまたアレである。リンスは浴室の外にあった。
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#056 - 12/22/2004 [Wed] 22:39
ときどき更新してこの短さ
負けじと奇才である彼女と僕の自宅のエレベーターに乗っていたときのこと。僕は「閉」のボタンを押した。
すると彼女が「いまヘンな音しなかった? 『ブリュリ!』って音したよね?」と言い出した。
エレベーターの「閉」のボタンを押しただけである。どうして「ブリュリ」と鳴りますか。このカウガールはホント無限大だ。
#057 - 12/24/2004 [Fri] 06:44
電話
僕の家では、しがない中華料理屋を営んでいる。
僕が店で夕食の始まりを待っていたら、電話が鳴った。僕が電話に出たところ、電話の声は父さんだった。
「もしもし。ああ、何だオマエか。オマエ、どこにいるの?」
父さんは、確かに自らの意思で僕のいた店に、電話をかけたハズである。だというのに「どこにいるの?」。
まったくもって我が父も底知れない。底知れないのはいいことだが、今年で65歳なので、そのボケがガチでないことを祈るばかりだ。
というか実際、普通に心配した。
#058 - 12/27/2004 [Mon] 02:22
ヴィ、ヴィエネッタ?
クリスマスの夜、ヨーカドーでチキンや刺身などを買い、自宅でそれらを食した。
デザートにアイスのケーキ(ヴィ、ヴィエネッタ?)を食べたところで、彼女が「おなか苦しい」などと言い出し、気づけばホゲホゲ言いながら寝始めていた。
ひとり現実に残された僕は、漫然と『アド街ック天国』を観ていた。その日は築地市場を特集していた。
やがて番組内では、築地市場に勤める方々がよく使う竹カゴの紹介が始まった。レポーターが、竹カゴ屋の主人に話を聞く。
レポーター「この竹カゴは国産なんですか?」
竹カゴ屋の主人「この竹カゴは岩手で作られているんですよ。岩手のおばあちゃんたちの手作りなんですよ」
彼女「うん」
僕の背後で寝ているハズの彼女が相づちを打った。
おいおいカウガール、おばあちゃんの手作りの竹カゴを存じ上げているのかい? 僕はびっくりして振り返り、彼女を見た。
そこにはクチを半開きにした彼女が、ただムニャムニャと眠っているだけだった。寝言かよ。
あと、その後、世田谷のドンキホーテが燃えた。
#059 - 12/28/2004 [Tue] 00:46
帰宅+ラッシュ
中学高校と部活をやっていたが、人智を超えたスピードで部活に対するスタンスが素になり、1年も続かずに辞めた。帰宅部みたむらの誕生である。
帰宅部の部員となった僕は、毎日を盛り上がりに欠けたまま生活していた。顔面の筋肉の存在を否定するほどに、表情を失っていた。もう真顔・イン・ザ・真顔。
それが帰宅部である。
やる気が微塵も感じられない言葉である、帰宅。普段着という言葉が似合う、帰宅。
ところがだ。「帰宅ラッシュ」という言葉は、響きからしてこの観念を根本から覆す。
人の波が大挙として押し寄せ、向かう先は自宅。帰宅なのにラッシュなのである。
各人の「家帰りてぇ〜」という気持ちが昇華した現象である帰宅ラッシュ。人々は我も我もと小さな電車車両に乗り込み、帰宅する。それが週に5回も繰り返されるのだから面白い。
なんというか、やる気があるのかないのか解らない。
日常に埋もれてしまった「帰宅ラッシュ」という面白い言葉を、間違いなく誰かは最初に記した。僕らはもっと、彼(彼女)を讃えるべきなのである。
#060 - 12/29/2004 [Wed] 02:58
カビキラーってすげぇな(いろんな意味で)
彼女の家で大掃除が行われ、それを手伝ってきた。
まずは近所のホームセンターに買い出しである。ゴミ袋を50枚(!)とカビキラーなどを購入した。
僕はホームセンターが大変にスキで、実は彼女の大掃除の道具などそっちのけでメタルラックのコーナーや照明器具のコーナー、文房具などのコーナーをウロウロしていたかったのだが、そうもいかず、後ろ髪を引かれる思いでホームセンターを後にした。
もう少し、蛍光灯を見ていたかった。
そして行われる大掃除。
彼女の部屋からは、小学校時代に図書館で借りた本が出てきた。彼女はいま大学1年なので、実に小学校6年間を超える期間、それは彼女宅に放置されていたことになる。
あと、彼女の部屋からはハサミが3コ、彫刻刀が2セット出てきた。どれだけ刃物を必要としたのか。
どうやら彼女の部屋の9割は要らないもので構成されていたようで、彼女は部屋から出てくるモノをほぼすべて処分していた。
教科書やよく解らないプリントや小物入れやペンやよく解らないモノやハサミや彫刻刀やよく解らないモノ、彼女はそのほぼすべてを面白いようにゴミ袋にブチ込んでいた。まだ使えそうなモノもあったのだが、潔い。50枚のゴミ袋は順調に消費されていく。
そんな中、各所から出てきた硬貨に関しては、ノールックでポケットに入れていた。ちょっと笑った。出てきた硬貨は、総額600円見当に達していた。さしずめ「部屋と刃物と硬貨」である。
やがて部屋はスッキリとしたが、彼女の机の上には爪楊枝がコレとほぼ同じ状態で、燦然と輝いていた。あ、それは要るんだ。
爪楊枝の隣には、確か、飼い犬を撮った写真が飾られていた。もう意味が解らない。
「部屋と爪楊枝と刃物」か。語呂もいい。
#061 - 12/31/2004 [Fri] 09:41
run through the night which is the last of 2004
そして自分の部屋とユニットバスの大掃除をした。ユニットバスを掃除するうちになんかテンションが上がったので、自分の部屋に関しては、配置換えもした。
30日16時ころから始めて(スロースターター)、終わったのが31日の7時30分である。げんなり。
自分の部屋を掃除していると、カステラの箱に入った大量の写真が出てきた。写真の類いは、大掃除の動きをさえぎる天敵である。
僕も例に違わず写真に見入ってしまい、1時間弱をつぶしてしまった。自らの幼少の姿に微笑む。
しかし、まったく知らないネクタイのオッサンが花束を持っている写真に関しては、リアクションに困った。
見ず知らずのオッサンの華のあろう姿を収めた写真が、僕の机に入っているというシュールさ。
リアクションには困ったものの、とりあえず笑った。まあ、面白い部類に入るだろう。
というワケで、今年の更新はコレでおしまいです。よいお年を。
余談ですけど、なんで「よいお年を」って、その次に続くであろう言葉「お迎えください」を言わないのか不思議ですよね。
#062 - 01/02/2005 [Sun] 03:24
あのころの未来
テレビを観ていた。「みんなが歌えるカラオケトップ100祭」だか、そんな内容の番組だった。
その中で、SMAP の『夜空ノムコウ』が流れた。
あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ
2005年1月1日、僕の周りには僕の父さんと母さんと、兄さんとその家族と、姉さんとその家族と、彼女がいた。
みんなでまるくなって、同じテーブルでごはんを食べていた。
僕が10年前に思い描いた10年後の未来とはぜんぜん違うけど、確かにすべてが思い通りにはならなかったけど、今日はこの上ない幸せだったと思う。
愛する人がたくさんいるっていう幸せなんて、僕は昔、求めてなかった。でも、いまは幸せだ。すごくすごく、楽しかった。
10年後の未来に、2015年に、また同じような幸せを、築けていけたらいいと思う。
そんな楽しい食卓で、母さんは「ヨーカドーでトイレに入ってどこを押したら水が流れるのか解らなかった」話を、嬉々とした表情で繰り広げた。食事中だっての。
最後になりましたが、今年も三田村および『Tokyo Short Sight』を、よろしくお願いします。せいいっぱいよりちょっとチカラの抜けた文章を、書いていきたいと思います。
#063 - 01/03/2005 [Mon] 02:27
世の中の 不思議を集めた マック臭
新年2日から、バイト先(マック臭)でパンとも肉ともつかないサムシングを売りさばいてきた。今年の初仕事である。
ここで皆さんにも、ともに考えていただきたい。
年始、家族がそろう。クチにするものは何か。たいがいの方は「おせち」と答えよう。「お雑煮」も間違いではない。
なに? 「ビッグマック」? 「チキンフィレオ」? それは間違いだろう。
ここまで語れば、言葉はもう多くは要らないだろう。
てめぇら、家でくだらない正月番組でも見ながらモチでも食ってればいいんだよ! そう思いながらも、真顔でパンとも肉ともつかないサムシングを売りさばく僕がいた。
今日はバイトの人たちが少ないわりに客数が多くて、ひとり当たりの仕事量がとても大きかったのだ。
解りやすくドラクエでいうと、ボス戦で仲間がふたりくらい死んでいてウインドウが赤い状態。脳内に流れる中ボス(ブオーンとか)とたたかうときの音楽。
ホント、新年2日からパンとも肉ともつかないサムシングを家族で欲する気が知れない。
#064 - 01/04/2005 [Tue] 04:41
客としてのマックの思い出
バイト先(マック臭)で働いていると、買いなれない客のダメさ加減にイラ立つこともしばしばである。
いまだにバリューセットの概念を理解していない客、しかも理解していないのになぜか横暴な客、詳しい説明を聞かない客、すべてが僕らをイラ立たせる。
しかし、わが身を振り返る。
僕も初めてマクドナルドに行ったときは、とても緊張していたことを記憶している。バリューセットのシステムがよく解らなくて、友達に助けてもらいながら注文した。ドキドキしながら注文した。小学生のことである。
何とか注文を終え、ダブルチーズバーガーのセットを僕は友達とおいしく食べた。食事が終わり、トレイを片付ける。その際、緊張のあまり誤ってトレイごとゴミ箱に捨ててしまった。
友達「違うよ、トレイは捨てないよ!」
僕「解ってるけど、手が滑って…」
見知らぬ外国人客「トレイハ ココニ カサネルンデスヨ」
外国人にも突っ込まれた。トラウマになったことは、言うまでもない。
#065 - 01/05/2005 [Wed] 01:25
弱者に厳しい世の中
近所のディスカウントストアでフリーラックを買ってきた。部屋の本棚から本(まんが)があふれ始めたので、それらを救済するためのモノである。
特筆すべきは、この高さ 177cm もあるフリーラックを徒歩で担いで持ち帰ったことにある。重さも推定 20kg はあるだろう。重さに関しては三田村調べなので、真偽のほどは微妙だ。
この大変に運びづらいフリーラックをそのまま、取っ手などつけずに徒歩で担いで持ち帰った。ディスカウントストアから自宅までの距離はおよそ 1km。ザ☆罰ゲームである。
自宅までの道程、フリーラックのラクな持ち方を試行錯誤したり、そういえば運転免許を持っていることを思い出したり、免許があるのにクルマがない切なさを噛みしめたり、道行く通行人のかわいそうなものを見る目に突き刺されたり、とにかくツラかった。
汗をかきながら自販機で冷たいコーヒーを買い、とあるマンション前のベンチでひと休みする。寒風が吹き始めた足立区。なのに汗をかき、冷たいコーヒーを飲む22歳の男。
しばらくフリーラックとともにベンチでたたずんでいたら、散歩中の犬が通りがかった。
そして目の前で排尿。この屈辱。
どうにか帰宅にこぎつけ、姉さんがいたので「徒歩でコレを担いできた」と報告した。
すると、「うわー、寒かったでしょ、いろんな意味で」との返答。「うん」としか言えなかった。
弱者に厳しい世の中である。今はウデが痛い。
#066 - 01/08/2005 [Sat] 02:46
ゴリラの画像のおざなりっぷり
寒空の下、恩賜上野動物園に行ってきた。
動物園で感じたことは、動物たちの自由さ。
こちらにケツを向けている動物たちの多さには、本当に驚いた。サービス精神のカケラも見られなかった。
動物園からの帰り道、彼女としりとり王ごっこをやった。
お題は「切ない言葉」で、彼女の一発目の言葉には度肝を抜かれた。何の言葉だったかは失念したが、僕は「た」で終わる言葉を言った。
「た? じゃあ、“田んぼ”。あ、違う、“田んぼ田んぼしてる”だ」
おもらし警報は、間違いなく発令された。この子も自由だ。
#067 - 01/17/2005 [Mon] 21:12
にちじょう
インターネットの皆さん、お久しぶりです。婦人運動に夢中になっている間に10日ほど経過してました。
バイト先(マック臭)で客席清掃をしていて、ふと天井を見上げたら、ピクルスが張り付いていた。えー。
倉庫から脚立を持ってきてそれに乗り、天井に張り付いたピクルスをはがす。どうやら張り付いてからだいぶ時間が経過しているようで、ピクルスもカピカピだ。
今この脚立から転落して死んだら、殉死扱いになるのか。というか、天井にピクルスを投げつける客(恐らくは足立区民)の質の低さに閉口である。アタマがおかしいとしか思えない。
そういえば昔、バイト先(マック臭)のトイレから注射器が出てきたこともあった。先日は薬物中毒者が、バイト先(マック臭)の駐車場付近から救急車で運ばれた。
さらには所持金のない泥酔客が、ビッグマックセットを買い求めに来たこともあった。もうなんかいろいろダメだ。I'm lovin' it とか言ってるからこんなことになるのだ。実際、全然ラビンじゃない。
読者の方々もよく認識していただきたい。これが、足立区なのである。
#068 - 01/19/2005 [Wed] 02:34
間違い探し
小さいころ、雑誌などに載っている間違い探しで遊ぶのがスキだった。
『小学4年生』だかなんだったか忘れたが、そういう小学生向けの雑誌にも間違い探しは載っていて、僕はマヌケ面をひっさげてそれに興じていた。
その間違い探しは、左右の絵の違いを探すスタンダードなタイプではなく、ひとつの絵の中から間違いを見つけるものであった。
だからといって難しいものではなく、晴れているのにカサを差しているとか、いぬが塀の上を歩いているとか、そういった単純な間違いを見つけ出すものだった。
僕は順調に間違いを見つけていったのだが、どうしてもひとつだけ見つからないのだ。それが見つかればすべてクリアするのに。
スミからスミまで穴が開くほど凝視しても見つけられず、僕はあきらめて答えを見た。いったい何が間違いなのか。
「こたえ : …ろう下なのに道路ひょうしきがある / 時計の数字がかがみ文字になっている / 男の子の服のそでの長さが左右でちがう / ろう下を歩いている先生の服が女性なのに左がわが前」。
ひとつだけ異様な難易度の高さ。左側が前だと間違っているのか…。
当時小学生だった僕がこの答えを完全に理解するのにあと数年の時間が必要であったことは、読者の誰もがうなずくところであろう。
#069 - 01/22/2005 [Sat] 05:33
遠い未来/遠い宇宙
おおいくんが「地球もうちょっとゆっくり回ればいいのに」と、僕らのバイブル『おおいくんの電話回線』内で記していたが、確かに地球の自転は年々遅くなっている。こちらに詳しい。
過去のほうが、地球の回転は速かった。恐竜がいた時代は、この影響で1年が400日くらいあったそうだ。1年間に今よりも多く地球が回転していたので、そういう計算になる。
そしてこれから先の未来、地球の回転はどんどん遅くなり、1年は200日くらいになるだろう。春も夏も秋も冬も、あっという間に過ぎてしまうのだろうか。義務教育は12年くらいになるのか。
さて、本文に添付されている画像は、予想される2億年後の大陸の位置関係だ。2億年後には、世界地図はこうなるらしい。オーストラリアが4時間くらいで行ける距離に。世界の各都市も近くなっている。
このころの地球は、恐らく人類はもう絶滅していると思うが、いったいどういった環境になっているのだろうか。そのほかの動植物は生きているのだろうか。現代のように生命にあふれた星か、それとも金星のように二酸化炭素に満ちた死の星になっているのか。
ところが、それらの答えを僕は知ることは出来ない。僕はあと100年も生きられない。そして、そんな僕らの子孫の尺度では測り切れない何万年も何億年も未来のことを考える必要もない。
そんな未来のことより、数年後には破綻するかもしれない日本の経済を心配したほうが、よっぽど意味のあることだ。もうすぐ日本の借金は1,000兆円になるらしい。
それに僕は、3月で大学を卒業できるかどうか。もっと切迫した事実を、僕は考えるべきだろう。卒業できなかったらホントなんかいろいろヤバイ。
しかしだ。それでも僕は、土星の衛星タイタンに探査機「カッシーニ」が着陸したニュースに、ワクワクしなければならないのである。
#070 - 01/25/2005 [Tue] 01:15
10円玉(前編)
大学に行く途中の電車内で、またしても、またしても、腹痛に見舞われた。
腹痛を覚えたのは大学の最寄り駅に到着する直前であったため、最寄り駅で下車し、駅のトイレに駆け込んだ。
便器をまたぎ、自分の時間を楽しむ。大学の最寄り駅のトイレは決して環境がいいとは言えないが、掃除が行き届いていて清潔感があるので良い。
ふと見ると、便器のすぐ横に10円玉が落ちていた。
哀れなのはこの10円玉である。
きっと、この10円玉の持ち主は落としてしまったことに気づいてはいたものの、「便所の床に落ちた」という理由から、拾うのをためらい放置したのであろう。「まあ、10円だし」と。紙幣だったらすぐさま拾われているハズだ。
そして、持ち主のエゴによって拾われなかったがために、彼(10円玉)は男子の陰部や汚物など、正視に堪えないいろいろなモノをこの場所で見続けていたのであろう。せめて同じトイレでも、個人ブースではないところに落ちたかっただろうに。
そんな僕も彼(10円玉)にオノレというオノレを見せつけるだけ見せつけ、拾い上げることなくトイレを後にした。
#071 - 01/26/2005 [Wed] 10:55
10円玉(後編)
公衆トイレの個人ブース、便器の横に10円玉が落ちていたという前回の話を、僕はバイト先(マック臭)の後輩に話した。
「この前駅のトイレ入ったら、便器の横に10円玉が落ちてたよ。おぉ! って思った」
「え、それ拾ったんですか?(怪訝に)」
「や、さすがに拾わなかったけど」
「ですよね〜」
「でも、万札だったら拾うでしょ?」
「拾います(即答)」
「便器の横に落ちてることには変わりないのにね」
「拾って、すぐジュースの自販で使います」
みたむらの持つ「ツッコミ☆センサー」が作動した。
ジュースの自動販売機じゃ一万円札は使えないだろ! コイツ アタマ悪いぞ!
「え、ジュースの自販じゃ万札は使えないだろ。何言ってんの!(笑)」
「使えますよ(素で)」
「キップの自販とかじゃなくてでしょ? ジュースでしょ?」
「はい。ジュースです」
「(第三者に)え、ジュースの自販で万札って使えるの?」
(第三者)「ありますね。千円札が9枚、ベーって出てきますよ」
「ホラ、普通にあるんですって」
「あ、そうなの…?」
「はい」
「そうなんだ…」
バイト(マック臭)の後輩に諭される22歳。調子こきすぎた。
- add / CSS - Shogunate
#072 - 01/27/2005 [Thu] 00:24
文房具屋に入るとテンションが上がります
接着する道具に、小さいころからあこがれていた。
接着する道具とは、のり/セメダイン/ボンド/瞬間接着剤/セロハンテープ/両面テープ などである。ホッチキスがこのカテゴリに含まれるかは微妙だ。とにかくあこがれていた。
大人に近づき経済力も小学生当時に比べて持てるようになった僕は、とにかくそれらを集めた。必要不必要を考えることなく、盲目的に妄信的に集めた。それが大人へのステータスだと思っていた。
そして僕の机では今、両面テープが3種/セロハンテープが3種/よく解らないテープが1種/のり(スティックタイプ)が1種、それぞれ出番を待っている。早く接着剤の類いが充足することを、彼らも待ち望んでいるだろう。
しかし、彼らの出番は滅多にない。文房具なんてそんなものだ。この前、郵便物の封をする際に彼らは大集合したっけな。
え、オレかい? オレはコイツらに囲まれて満足さ。コイツらいい仕事しやがるんだ。
まぁ、オレもやっと、大人になったって感じカナ!(亀)
#073 - 01/29/2005 [Sat] 03:29
確かに敷金礼金はゼロだが…
「♪むちゅう〜で〜 が〜んばるキミぃ〜に〜 ぇエールを〜」
のっけからこんなんで「どうした?」とお思いかもしれないが、コレは藤原紀香出演『レオパレス21』でおなじみのCMソングである。どうやらリンク先の公式サイトでも聞けるようだ。
この曲がどうにも気になる。いいとか悪いとか、そういう概念を超えたところで気になるのだ。耳に残る。藤原のヘンな動きとともに気になる。
僕の彼女もこの曲を「キモイよ」と、なんとか侍もはだしで逃げ出すくらいバッサリと斬っていたが、確かに、端的に言うとキモイ。気持ちが、悪い。気分が、悪い。
楽曲に漂う1980年代の雰囲気。1980年代の楽曲を否定するワケではなく、なぜ「レオパレス21」、つまり21世紀にもなって半そでシャツ(半そでなのにウデまくり)にジーンズ(ケミカルウォッシュ)っぽい楽曲なのか。企業イメージとの整合性が見えない。
結局のところ、僕の伝えたいことは最初の一行に集約されている。この曲に早くツッコミたかったのだ。「夢中でがんばるキミにエールを」て。
あと、レオパレス21はしっかりと初期費用を徴収することも、追記しておく。びっくりした。初期費用が920,730円て。
#074 - 02/04/2005 [Fri] 03:05
俺の事件簿(前編)
「なんかこのケータイやたらデカイし折りたためないなあ」と思っていたら子機だった。それに気づいたときにはすでに節分も過ぎていた…。
さあ、どうでもいい前置きは気持ちよく破棄しよう。
さて、いきなりだが、愛用のチャリが何者かに盗まれた。治安の悪い足立区丸出しである。
バイト(マック臭)の休憩時間が2時間あったので、バイト先(マック臭)に程近いイタリアンワイン&カフェレストラン『サイゼリヤ』で麺とも汁ともつかないソレを貪り食い帰路(ゴー・トゥー・マクドナルド)に就こうとしたら、我が愛用のチャリンコこと自転車をその列から見出すことが出来なかったのである。
驚愕、蒼白、困惑、諦観。神は死んだ。
僕は連れの人に「チャリ パクられたモジャ」と告げ、トボトボとひとり、これまた程近い交番へと向かった。
交番で僕は、制服を着た公務員にそのツラい心情を吐露した。「私の自転車が、盗まれたのである」。公務員は返答した。「防犯登録の控えがないと、被害届も出せない。コレが、日本の警察なのである」。
防犯登録の控え? ああ、年末の大掃除の際、破竹の勢いで捨てたわ。
神は二度死ぬ。
#075 - 02/05/2005 [Sat] 01:55
俺の事件簿(後編)
僕がチャリを盗まれたその日、バイト先(マック臭)のすぐ近くで殺人事件があった。
さらりと書いているようだが、さらりと書けるくらい、この手の犯罪は東京都足立区においては日常茶飯事なのである。治安の悪さを推考していただきたい。
ちなみにその事件はこちら(2005年1月29日付け)に詳しい。
さて、以前も書いたが、僕の働くバイト先(マック臭)の客の質は悪い。ときどき、サギまがいのクレームを訴えてくる客も見受けられる。もちろん、クレームのほぼすべてはこちらの不手際なのだが。
先日、チキンナゲットに骨が入っていた旨を告げてきた客がいた。しかしクレームの内容に不審な点も多く見られ、さらには金品を要求してきたのである。バイト先(マック臭)では、クレーマーの住所氏名等を控えておき、やや警戒していた。
そして、そのクレームを受けた数日後に殺人事件が発生し、新聞報道を見た僕らは驚愕した。
殺人事件の被疑者とそのクレーマーが、同一人物だったのだ。
僕は「チャリを盗まれただけでヨカッタ」と思うようにした。東京都足立区、本当に怖ろしい。
#076 - 02/09/2005 [Wed] 02:22
サイドビジネス
ご存知の方もいらっしゃるだろうか、『究極! 変態仮面』とは、週刊少年ジャンプ黄金期に密かに連載されていたマンガである。
内容は、主人公の男子高校生が女性もののパンツをかぶると己の潜在能力が100%引き出され、そのチカラでバッタバッタと悪者をなぎ倒していくというヒーローギャグマンガである。ふんだんに盛り込まれたシモネタもキツくないので、このマンガはワリとオススメである。
このマンガの単行本は全6巻で、僕は4巻まで持っている。いずれも近所の古本屋で購入したものだ。あとの5巻と6巻が見当たらず、僕は続きが読みたくてしょうがない。まあ、何だ、「読みたくてしょうがない」は言い過ぎた。
ところがいくら探しても近所の古本屋にもなく、Amazon.co.jp で購入しようと思い、検索してみた。
絶版だったのか! しかも中古で1,600円! もうカンタンには手に入らないのか。
それを目にした瞬間、手持ちの1巻から4巻を売却しようと思ったのは、誰にも内緒だよ。
#077 - 02/11/2005 [Fri] 22:42
おおいくんの 90% はドラムで出来ているそうです
先日、“習志野の聖闘士☆坊主”改め“朝霞台のリムショット”改め“
池袋でおおいくんに会った直後の僕の言葉が「カネ下ろしたいんだけどゆうちょの ATM どこかな?」で、自分でもどうかと思った。しかも駅の案内が不親切で、僕らは郵便局を求めて池袋の街をフラフラと歩いたのである。
やっとの思いで見つけ出した池袋郵便局は、なんと汚らしい雑居ビルにあった。雑居ビルの1階が窓口で、2階が ATM であった。さすがは狂い凍れる街「凍狂(トーキョー)」である。
僕がカネを下ろす前におおいくんも銀行で預金を下ろしていたが、どういうワケかお互いにマネーは底をついていた。よって僕らはイタリアンワイン&カフェレストラン『サイゼリヤ』で麺とも米とも汁とも夢ともつかないソレを、貪り食うことにしたのである。
ふたりで入店したというのにドリンクバーが3人分打たれていたことに不信感を覚えていたが、それにめげずに僕らは毒にも薬にもならないような会話を繰り広げた。その際に僕は、おおいくんにバイト先(マック臭)の割引クーポン券を36人前渡し、おおいくんの反応をうかがった。おおいくんは諸手を挙げて大喜びしていた。何だか、少し、哀しくなった。
その会食の中でおおいくんは、「みたむらさんが作る RPG、みんな楽しみにしてますよ」とかなんとか言っていた。そんなバカな。
あの宣言から確かに僕は RPG を作っていた。しかし作業はあまりはかどっていない。今月中には完成の予定であったが、まあ、いつになることやら、というのが実際である。
そこでおおいくんの「みんな楽しみしてますよ」発言である。本当だろうか。
というワケで、「みたむらさんの作る RPG 」を楽しみにしていらっしゃる方、そこそこ楽しみな方、それなりにやってみてもいいという方、米粒、その他ご意見を掲示板にでもお寄せください。それによって僕が分刻み、いや、糞刻みで動き出したり出さなかったりします。
要は、RPG を作ってもやってくれる人がいないんじゃアレじゃん? ということなのです。僕を突き動かしてください。
#078 - 02/14/2005 [Mon] 06:07
前回(#077)の続き
なんというか、掲示板に2人ないしは3人程度の方々から「まあ楽しみにはしちゃいねぇけど、作るだけ作ってみたら? RGB」とか「しばやまさんの作る、パクリだらけの RGB 楽しみにしています!(亀)」、あるいは「米粒にも劣る RGB でしょうけど、作ればいいと思うよ」などの、終始「RPG(ロール・プレイング・ゲーム)」と「RGB(レッド・グリーン・ブルー)」を間違った状態の意見しか書き込まれないと思っていたのだが、掲示板には予想を超える人数の方々から温かいの書き込みが…! おおいくんの言っていたことはあながち間違ってはいなかったのか…!
コレだけ書き込まれたからには、今年度中には作り上げなくてはならない。どうにか3月終わりまでには、このサイトの『モリマン☆クエスト(仮)』のページに完成した RPG をアップしたいと思うので、心のどこかに留めておいていただければ幸いである。
ちなみに『モリマン☆クエスト』のゲーム名は今考えたので、変更される可能性もあることをご承知いただきたい。
僕は突き動かされた。糞刻みで RPG を作り出すことにしよう。
最後になりましたが、掲示板に書き込んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!
- add / RPG : モリマン☆クエスト(仮)
#079 - 02/15/2005 [Tue] 10:18
ハ★ブ★ラ★シ★!
22歳にもなってアレなのだが、歯医者に行ってきた。
先日からどうも右奥歯下に痛みを覚え、もう食べ物もおいしく感じなくなってきたので、重い腰をあげて歯医者へ行ってきたのである。
痛みの原因はペアレンツ・ネバー・ノウ、すなわち親知らずである。親知らずが出てきた部分の歯肉(歯肉?)が盛り上がり(心理的に、ではなく物理的に、だ)、盛り上がった歯肉を上の奥歯が噛んで炎症を起こしてしまったらしい。えらく長い文章になったが解っていただけただろうか。
というワケで、初診でいきなり電気メスを用い炎症を起こした歯肉を焼き切るという、カウボーイも真っ青の仕打ちを受けてきたのである。ホント泣くかと思った。
しかも、どうやら僕の歯磨きはド下手らしく、「歯がマジ汚ねーYO!(意訳)」と言われた。虫歯も5ヶ所見つかった。僕の歯はどうしちまったんだ。歯そのものじゃなくて、歯グキを磨く感じなの?
「歯がマジ汚ねーYO!」で思い出したのが、校内の耳鼻科検診である。小学校のことだ。
クラスのみんながいるのに、オオサト君(仮名)は校医に「耳あか!」とシャウトされ、検診を受けさせてもらえなかった。彼の外耳の耳あかが一線を画していたとはいえ、一種のドクター・ハラスメントだ、アレは。
翻って僕である。22歳という年齢を考えると、歯ぐらいはちゃんと磨きたい。
#080 - 02/16/2005 [Wed] 23:42
『OH! MY! コンブ』だったっけ?
彼女とふたりで焼き肉屋に行ってきた。テーブル席だったので、彼女とは対面になるように座った。
僕はコムタンクッパを食べていた。すると彼女はウデを伸ばし、僕の眼前のコムタンクッパのスープを味見したのだ。
コムタンスープがおいしかったのだろう、彼女は赤ちゃんが「おいしい」とやるように、手を頬のあたりに持っていった。
そしてその瞬間、彼女の後ろの席から火柱が。なんだ、ミスター味っ子か。
今後も彼女が奇蹟を巻き起こすたび、追って報告していきたい。
#081 - 02/18/2005 [Fri] 18:16
サブウェイ
小学校のころ、確か家庭科の時間だったと思うが、一日の食生活を表に書き起こす内容の授業があった。
僕は、同じ班だったクラタ君(仮名)の表をチラリと見た。
小学生当時である。英語の発音など、満足できるものではないだろう。
だが、彼の表の朝食の欄にはしっかりと、「サンドウィッチ」と書かれてあった。
どれだけネイティブなんだ。ココは東京都足立区の区立小学校である。そこは「サンドイッチ」と妥協してもよいだろう。
僕は「『サンドウィッチ』って! 『ウィッチ』って! ぶふわ(笑)』みたいに笑いつつ突っ込んだ。
すると彼は、「アレ、“ィ”は大きい“イ”だったっけ? 『サンドウイッチ』だっけ?」とテンパり始めた。そういうことではない。
そのあと僕が笑い死にそうになったことは、読者の誰もがうなずくところであろう。
それ以来、「サンドウィッチ」あるいは「サンドイッチ」を見るたびに、僕は特別な感情が湧く。
#082 - 02/23/2005 [Wed] 22:12
100円程度の接客
近所の東急ハンズで「鉄道掘り出し物市」という催しが行われていて、それが今日までだったのでチャリにまたがり行ってきた。
添付の画像はそこで購入した東京近郊路線図である。JR の車両の上部に貼ってあるアレだ。2,000円という値段に躊躇もしたが、しかしこうして今は手元にある。
この手の物品は、興味のない人間にとっては紙クズ同然だろうが、こうして2,000円の値段がついて、しかも売れているのもまた事実なのである。
僕はこうしてその写真まで撮って、その満足を多くに知ってもらおうとしている。や、楽しいよ。
話は前後したが、コレを手にしてレジで待っているとオッサンが現れ、「ねぇ、コレどこにあったの?」と聞いてきた。
僕は「あぁ、向こうにありますよ」と答えたが、釈然としない。僕がいる場所はレジ前なので、すぐそこに店員がいるじゃないか。
それを見ていたのか見ていなかったのか、店員は苦笑していた。なんだこれ。なんだこの屈辱感。
店員の役目の一端を果たした僕だ。2,000円のところを1,900円くらいにはしてくれないか。
#083 - 02/25/2005 [Fri] 01:20
こんなんばかりでホントすいません
JR の路線図を買い求め、意気揚々とチャリで帰宅。この日は春一番が吹く陽気のいい日だったのだが、さすがに日が落ちると冷えてくる。
冷えてくる。上着も薄い。チャリをこぎ、風を受ける。
ヤツが来た。
アレ、腹、痛くね? 早くも限界 近くね?
チャリをこぎ、家路を急ぐ僕をあざ笑うかのように、ヤツは Knockin' on my 爆心地(*1)。おいおいカウボーイ、今年で23歳になるというのに、チャリをこぎながらやっちまうワケにはいかないだろう。
その上この自転車の車輪に空気を注入したのは、つい最近である。そのためか、路面の振動がダイレクトに爆心地に達する。外からも爆心地をノックしているのである。まるで内側と外側とで、そのカベを取り除こうとしているかのようだ。
このベルリンの壁が崩壊した瞬間、僕の東西冷戦は終ケツする。だが、それはまだ時期尚早だろう。
僕は僕の機動隊を出動させ、壁の崩壊を寸でのところでどうにか抑止した。そして、その辺にあったボウリング場に駆け込み、トイレの個人ブースに飛び込み、壁の崩壊を容認した。
民主化が訪れた。僕の冷戦は水流の音とともに、終ケツしたのであった。
今日という日のピンチを乗り切り、僕はすがすがしい気持ちで手を洗った。手を洗いカオを上げたら、そこにはカガミに映る僕がいた。
アレ、目の周り、濡れてね? コレ、ワシの涙じゃね…?
23歳になる今年、僕はうんこが漏れそうになって、涙ぐむ。マジで今年は当たり年(*2)だ。
(*1) 爆心地…包み隠さず言えば、肛門のこと。
(*2) 今年は当たり年…ふたご座の人は、今年は12年に一度の当たり年だそうです。
#084 - 02/28/2005 [Mon] 06:19
プーさま? プーさま!?
彼女がケータイを MOVA から FOMA に切り替えた。
いろいろ興味深い機能が目白押しの中、彼女は僕にプーさんの歌を聞かせてきた。プーさんがケータイの中で歌ってる。
「♪お〜なか が す〜いたよ は〜らぺ〜こ お〜なか だ」。ここまで自らの空腹を他に誇示できるところもスゴイ。
その後くまはハチミツがどうのこうのと歌い、曲も佳境に入る。「♪は〜ちみ〜つ の た〜めな〜ら ど…」
くまが「ハチミツのためなら、ど」と歌ったところで曲が突然にフェードアウトし、音声の再生が終了した。終わり方が不自然すぎる。
「ハチミツのためなら、鈍器で撲殺」だろうか。
だとしたら確かに、コドモには聞かせられない。フェードアウトも理解できる。
#085 - 03/02/2005 [Wed] 02:40
のりを細かく切ったもの だろ
気がつけば明けて3月2日である。2月は終わっていた。28日間しかない2月である、過ぎ去るのも早い。
そして僕は思う。
2月29日さん、お元気ですか。その後お変わりはございませんか。
1日24時間、それだけの時間があれば、歴史を変えられる可能性がある。
その1日の時間、24時間が、4年に3回すっぽりと抜け落ちるのである。僕らはそのことを黙認して生きる。僕らは抜け落ちた24時間を惜しまずに、また、4年に1回の2月29日をワリと素で受け入れる。
2月29日は薬味みたいなものか。
きざみのりの載っている“ざるそば”、きざみのりの載っていない“もりそば”。本質的には変わらない。
だが、きざみのりが載っていなければ、それはどこまでがんばっても“もりそば550円”なのである。“ざるそば600円”とのカベは厚い。
しかし、所詮はきざみのりである。あってもなくても良くね? そばをめんつゆに浸して食べられれば、それで良くね? そんなポジションの2月29日。1年が365日でも366日でも、まぁ、ねぇ。
『2月29日きざみのり説』。業界を席巻すること請け合いである。
ところでいま辞書で「薬味」を調べたら、「とうがらし・ねぎ・こしょう など」と書いてあった。きざみのりは薬味か否か、それすら微妙になってきた。
きざみのりよ、キミはいったい何なんだ。
#086 - 03/09/2005 [Wed] 05:40
国語辞典を片手にお読みください
バイト先(マック臭)で接客のため、僕はカウンターに付近に仁王立ちでたたずんでいた。平日の夜。夜風はかすかに春を感じる。
すると、ふたり組みのめがねの男たちが来店した。僕は「いらっさいますぇ」と言い、彼らをカウンターにいざなう。
わ、向かって左側の男、チャックが全開じゃねぇか。
僕は別に、あなたの股間に向かって「いらっさいますぇ」と告げたワケではない。そちらはお客さま、ご承知でしょうか。
なんにしても、僕はあなたに「あなた、股間の物体を搬出および搬入するための小窓が、100% 開放されていますが、つまり全開でありますが、そちらにはお気づきですか?」とは言えない。
余談になってしまうが、上記「全開」を「全壊」としても、「開放」を「解放」としても、意味は通じる。ぜひ辞書で、それぞれの意味を噛みしめていただきたい。素晴らしい結果が得られよう。
だが実際のところ、僕は笑いをこらえるので精一杯であったし、このまま接客をしたら間違いなく爆笑とともに憤死する。
その股間のせくしー小窓の出入りを自由にしたまま「ビッグマックセット、ポテトとコーラを L サイズで!」とか言われたら、たまらない。僕の未来には憤死のみだ。
その矢先、ドライブスルーにクルマがやってきたので、僕はそちらのお客さまのご注文を優先したのだ。ナイスタイミング、ミスター☆カウボーイ!
ホント、ドライブスルーって、カオとか見えないからいいよね!(亀)
#087 - 03/12/2005 [Sat] 14:15
no memories
「みたむらさん、大学は卒業できたんですか?」というメールを熱心なみたむらファンの方からいただいたので、それについて書こうと思う。
実際はメールなんていただいていないのだが、まぁそれはそれ、これはこれ。
結論から言うと、無事に卒業できた。
僕の大学の卒業単位数は124単位で、僕の4年8期で修得できた単位数も124単位だった、という、ぶっちゃけた話無事じゃないんじゃないのかという意見もちらほら聞かれるが、結果オーライとはまさにこのことである。
しかも124単位のうち8単位は4年後期で修得したので、4年後期の成績表を見るときに冗談抜きでお小水がミリリットル単位で外界にカオを出した。
そんなワケで、僕の大学生活は修了したのだ。
部活(吹奏楽部)で棒に振った1年、友達がいなかった2年、引きこもり臭がカラダをむしばみつつあった3年、卒業&就職という未来に打ち震えた4年、いろいろあったけど、みんなみんないい思い出さ。思い出? お、思い出…?
大学生活の思い出がほとんどないことに、いま気づいた。
#088 - 03/13/2005 [Sun] 05:29
南千住警察署なんてあったっけ?
公園にある、コドモの飛び出しによる危険をクルマの運転者に知らせるための看板。読者の皆さんも見たことあるだろうか。
その多くの看板には「公園あり 子供の飛び出しに注意 −警視庁 南千住警察署」などと書いてある。
小さいころ、僕は本気で「公園あり」を「公園アリ(=蟻)」だと思っていた。
“公園アリ(学術名:パーク・アント)”という種類の巨大なアリが公園に棲んでいて、コドモがそれに襲われて逃げまどい、我を忘れて公園から飛び出す。そのための注意をうながす看板が「公園あり」なのだと、幼少の僕は真剣に考えていた。
だから僕は、その看板が立っているあたり(だいたい公園の端)には近づかないようにしていたし、その“公園アリ”の正体を知りたがりもした。だが図鑑にはもちろん、“公園アリ”は載っていなかった。
いったい“公園アリ”とはなんなんだ。どれだけ凶暴なアリなんだ。コドモが冷や汗をかきながら逃げ出すほどのシロモノなのか。しかし実体にない。現代の七不思議は、すぐ日常にあるじゃないか…!
あぁなんだ、「ある」の文語形だったんだね。なーる。公園 が ある、ね。
しかし、僕はサムライアリとかいうアリにユビを噛まれて半泣きになったことがある、という事実も追記しておく。アリを侮ってはならない。さすがはサムライである。
まったく、何とかヨークとかいうサムライも、このアリを見習って欲しいものである。アッ! 出ちゃったポイズン☆タン(毒舌)!
#089 - 03/25/2005 [Fri] 01:51
やったぜ FTTH!!
TEPCOひかり さまのやる気がみなぎりまくっていて、3月7日の申し込みから2週間半ほど経った3月24日に、ネットにつながるようになった。素晴らしい。
というワケで、これからココでまた漢字やひらがななどを羅列していきます。よろし毛。
さて、この TEPCOひかり、「 100Mbps 専有ひとり占め(?)」とはよく言ったもので、屋外に敷設されてある光ファイバーケーブルを本当に屋内に引き込むのである。ダイレクトすぎて、ちょっとテンパった。ポットにクチをつけて、ダイレクトにお湯を飲むイメージ。湯も冷めないし、98℃専有ひとり占めである。
ちょうど教祖タモリが新宿の中心でいろいろ叫んでいるころ、我が家に屈強な男が乗り込んできて、光ファイバーケーブルを屋内に引き込む作業を始めた。男はおもむろに我が家のベランダに踏み出した。ベランダの外の電柱には別の男がしがみつき、屋内に引き込むケーブルを小脇に抱えスタンバイしていた。電柱の男が小脇に抱えたケーブルを、ベランダの男へと向けて放り投げる。その距離、およそ 6m 。え、え〜っ!? ちょっとテンパる気持ち、お解りいただけるだろうか。
紆余曲折を経て、ベランダのエアコンダクトに光ファイバーケーブルをたぐり寄せた男たち。これからエアコンダクトの隙間からエアコンを経由して、屋内に光ファイバーケーブルを引き込む。
「エアコンを経由」という言葉、ココにひとつの隠喩も誇張もない。物理的にエアコンを経由しているのだ。添付の画像を見ていただきたい。エアコンから出ている黒い光ファイバーケーブル、コレが FTTH(Fiber To The Home) の真実である。
「バキッ!」「あっ」
エアコン内に光ファイバーケーブルを経由させる際、屈強な男たち、勢い余ってエアコンのカバーをやや破壊。あなた、小声で「あっ」て言いましたよね。
こうして我が家の万博は、開催されたのである。
#090 - 03/27/2005 [Sun] 05:31
なんだかもう解んねぇよ!(亀)
「みたむらといえばバイト(マック臭)」という気持ちの悪い公式が成り立つほどにマック臭(マクドナルド臭)だったのだが、先日、その5年半にわたるマクドナルド臭に幕を引いた。
何だかよく解らない文章になって申し訳なく思っている。
この5年半の間、僕はマックで何を見てきたか。
何のことはない、パンとも肉ともつかないモノである。それに尽きる。
壮大な自問自答をいち段落で終結させる、バイト先(マック臭)。すなわち、このバイト先はシンプルであった。
つまり、シンプルな職務がさらにその職務の平均化を徹底し、『マクドナルド』というひとつのステータスを創り上げたのである。
来る日も来る日も肉をパンで挟む。来る日も来る日もパンで肉を挟む。僕はパンと肉を何億枚この手にしてきたのか。実は僕もパンと肉で出来ているのではないのか。そんな錯覚さえ覚える。
だからこそ僕は、そのシーケンスの中で自分らしさを失わないようにしていた。
アイデンティティとしての放屁である。
放屁を繰り返してきたこと。「うんうん、放屁だね」。読者の皆さんが深くうなずくようすが、目に浮かぶ。
パンと肉と放屁。僕が学生時代に打ち込んだアルバイトの、集大成である。
#091 - 03/28/2005 [Mon] 03:00
愛☆三田村博
熱帯雨林サイトに注文していたウィルス対策ソフトが届いたのだが。
僕の外出中にペリカン便のおっさんが来たみたいで、玄関先には不在のため云々と書かれた紙切れが落ちていた。
その紙切れに促されるがまま、明日の夕方に届くようにデンワで申し込みをした。コレでウィルス対策ソフトは明日やってくる。僕はそして、意気揚々と入浴する。
入浴中。
(ドンドンドンドン!)「三田村さーん! ペリカン便でーす!」
(ドンドンドンドン!)「みたむらさーん! アマゾンからのお届けでーす!」
(ドンドンドンドン!)
(中略)
(ドンドンドンドンドンドンドンドーン!)「みーたむ(略)
ペリカン便のおっさん、ドアたたきすぎ。ていうか何でもう来たの? もう明日なの? 地球の自転が、僕のあずかり知らないうちに加速したのか。
脳裏にたくさんのクエスチョンマークを浮かばせ、しかし入浴中であるゆえ、どうも出来ない。「はーい!」なんていま出て行ったら、オノレの股間の熱帯雨林を見せつけることになってしまう。しかも、ペリカン便のおっさんに。
ペリカン便のおっさんは僕のケータイに留守電を残し、立ち去っていった。留守電にメッセージを吹き込む声が、浴室の窓越しに聞こえていた。もうそれは留守電ではないだろう。
僕は浴室から出て、カラダを拭く。すぐにこちらからデンワをかけ直したほうがいいだろう。まったく、ひとり暮らしの盲点をつかれた。
すると。
(ドンドンドンドン!)「三田村さーん! 三田村さーん!」
(ドンドンドーン!)「みたむらさーん!」
ペリカン便のおっさん、再来か。なんというフットワークの軽さ。そこまでして、この僕にウィルス対策ソフトを届けたいのか。なんだ、僕自身がウィルスに感染しているのか。
僕はいそいそとスキャンティーをはき、いそいそとジャージをはき、上半身は裸のままドアを開ける。おっさんだから半裸でもいいだろう。
ガチャ。
「どーも、○○新聞でーす! 三田村さん、3ヶ月でいいからとってくださいよ、新聞」。
ペリカン便のおっさんじゃなかった。それにしても、タイミング悪すぎだろう。
そのまま半裸で話し続けること10分弱。面倒くさくなったので契約した。僕の半裸に対するアポロジーもないまま、新聞屋のおっさんは帰っていった。まぁ商品券とビール券もらったからいいや。
そんなワケで、我が家の万博は、各パビリオンとも大盛況です。みんなきてね!(服を)
#092 - 04/03/2005 [Sun] 20:52
まんいんでんしゃ
今年度から社会人という歯車になるようで、入社式とかいうのに出席してきた。
僕の会社は同期が100人くらいいる、ワリと規模の大きな会社らしい。そのあたりは入社式に出て初めて知った部分であることも否めない。
昼食には弁当も出た。「なんとか」というキチンとした弁当屋の弁当で、それはもうおいしかった。
おいしかったのだが、僕は大量に弁当を残した。なぜか。
おいおい、まだ11時じゃないかカウボーイたちよ。
お昼の時間にはやや早い時間。だが他の同期たちはおいしいおいしいと、普通にもりもり食べていたのでデリカシーに欠けている。
僕はやや早い時間に出された弁当にただ「 No! 」と言い、しかしながら弁当屋には「せっかく作っていただいたのにすいませんでした」という申し訳ない気持ちを表明しつつ、そっと弁当のフタを閉じた。
そうである。
イエスマンばかりのこの会社に旋風を巻き起こしてやると心に誓い、僕は一緒に出された『お〜い お茶』を飲み干したのである。
ちなみに旋風とは、辞書的には放屁という言葉に近しい。
#093 - 04/04/2005 [Mon] 20:28
偉大なる我が親
実家でごはんを食べていた。
母さんがおもむろに「そういやアンタ、おカネないんでしょ?」と僕に告げながら立ち上がり、奥の部屋へと消えていった。
そうなのだ。ひとり暮らしはべらぼうにカネがかかるのだ。そんな僕に金銭を与えるとは、本当にありがたい。
あなたは神ですか。すると僕は、神の子ですか。
母さんは一万円札を片手に再び現れ、それを僕に渡した。菩薩の登場である。もう、宗教観もごっちゃになった。
「3月分のバイトの給料が入るまで、一万円あれば足りるでしょ?」。一万円はありがたい、ただ期日まではあと10日超。一万円ではどうだろうか。
僕はそんなことを脳裏に去来させながら、「う〜ん」と難色を示してみた。そして「足りるかなあ」とダメ押しのひと言。
すると母さんは「そんなにたくさんおカネあげて、落としちゃったらどうするの!?」と、ワリと真顔で言ってきた。
今年で23歳になる成人男性に言う言葉だろうか。
社会人にもなって、リアルおこづかいの風情である。横から父さんも「なくなったらまたもらいに来い」と、温かさに満ち満ちた言葉。コドモ扱いに拍車がかかる。
だが、金銭を与えられている身なのだ。まったくもって贅沢を言う権利がない。ただただ、菩薩とアッラーの福音を前に、ひれ伏すばかりである。
彼女にその話をしたら、「いつまで経っても扱いが10歳児だね」との、核心を突いた指摘。コレには読者の皆さんも、うなずくばかりだろう。
#094 - 04/05/2005 [Tue] 22:04
路線バスの「降ります」ボタンに近いサウンド
会社で、新入社員を対象とした健康診断が行われた。
採血の際にナチュラルに魂まで取られたんじゃないか的な感覚に陥ったが、それよりも問題はレントゲンのときである。ていうか本当に魂が取られればよかったんじゃないのか。
研修時に少し仲良くなったワタナベ君(仮名)と、健康診断の各ブースを回る。次はレントゲン撮影である。
レントゲン撮影用のクルマの中に入り、順番を待つ。僕らの前に、誰かがレントゲン写真を撮影している。
「ピローン」。撮影の瞬間、ちょっとファニーなサウンドが車内にこだました。そのサウンドがやや面白いなあと思っていたら。
「やってることは重いのに、音は軽いんやなあ…」。
ワタナベ君(仮名)、その気持ち解るよ。
「ピローン」というファニーなサウンドを背景に、僕らは微少に被曝しているのである。そのサウンドはないだろう、
#095 - 04/10/2005 [Sun] 04:34
カーテン最重要論
新居に越してからだいぶ経つが、いまだに部屋にカーテンがない。
部屋の窓がすべてすりガラスであるためダイレクトに光を透過せず、そのため部屋を公共に丸出ししてもいないので、カーテンの購入を先送りにしていた。
それに追い打ちをかけるかのように、カーテンは意外と高い。あんな布切れに、5ケタの大金をはたけはしない。
数々の事象が「カーテンのある生活」の障壁となった。よっていまだに、部屋にカーテンはない。
でも、カーテンって重要なんだね。僕、知らなかったんだ。
昼は、日光がこれでもかと言わんばかりに室内を照射する。暑い。
すりガラスだろうが、その「すり」の防御力は微々たるものだったのである。ラスボスに「おなべのふた」を装備して挑む勇者を想像していただきたい。
夜は、容赦なく室内の温度を奪う。底冷えという言葉のリアルさ。
ベッドが窓際に置かれてあるため、就寝時の寒さは人智を超えている。この時点で「おなべのふた」は、もう粉々である。
そんな体験をしてから、街を歩いても「あ、この家カーテンある。いいな…」と思うようになってしまった。
しかも、驚くべきことにあらゆる家のほぼすべての窓に、カーテンがあるのだ。なんということ。僕はあと何百回、「あ、この家カーテンある。いいな…」と思えばいいのか。
#096 - 04/11/2005 [Mon] 01:19
ロンダルキアの洞窟は、“豪邸”にカテゴライズされます
おカネ持ちだったアサクラさん(仮名)。彼女の家に行ったときは、その家の大きさに度肝を抜かれた。小学生のことである。
立派な門構え。さながら衆議院議員を6期くらい務めた人間の家である。
その門をくぐると、家までの石畳が続く。玄関だけで6畳くらいあったと思う。
まあ、小学生のころの記憶であるから、実際はもう少し小さかったかも解らない。だが、かなり大きな敷地を持つ家であったことは、確かである。
なぜ、そんなことが言えるのか。それは、母屋から離れ(都内なのに「離れ」という概念があるのもスゴイが)に向かう途中に、アサクラさん(仮名)が発したひと言に集約されていた。
「あっその辺、落とし穴がふたつくらい掘ってあるから気をつけてね」。
あなた、一般的な大きさの家に、落とし穴がございますか。それもふたつくらい。
庭にふたつくらい落とし穴がある家。どれだけアスレチックなんだ。
しかも「その辺にふたつくらい」。不確定要素が多すぎる。なんだかワクワクしてくる気持ちを抑えきれない。
しかしその注意もむなしく、一緒に行ったタカハタ君(仮名)は、「ぅわあ!」という声と同時に、落とし穴に片足がハマっていた。案の定、である。
泥だらけの足。ワクワクする気持ちもその「汚れた足」という現実を直視して、すぐさま萎えた。単純にびっくりするし。
とにかく、「落とし穴があるかないか」。それが、豪邸か否かを判定する僕の基準である。
#097 - 04/17/2005 [Sun] 22:59
花粉SHOW
今ごろになって、花粉の猛威に辟易している。
テレビ等の花粉対策情報もひと段落した4月中旬過ぎたいま、くしゃみを連発している僕がいる。彼女がハナミズをズルズルしているのを見て、「僕は花粉症じゃなくてヨカッタなぁ」的なことをつぶやいていたのだが、この体たらくである。
とにかく、くしゃみが人智を超えた回数、出るのだ。もうくしゃみのクオリティも下がり、初期のころは「ハクシャン!」と鳴らしていたものが、過渡期の今では「テン!」である。解りづらいか。
連発されるくしゃみに対して大概にしてくれと思っていた矢先、くしゃみをしてハナをかんだら、ハナの穴からい草が出てきた。畳のい草だ。
なんというか、そんなミラクルは要らないのだよ。
どうせミラクルを起こすなら、ヒノキの木をすべて一瞬でサクラの木にするとか、あるいはくしゃみをするたびに口座の残高が4兆円くらいずつ増えるとか、そういう機転を利かせていただきたい。
「ハナからい草」ってなんだ。今日び嘉門達夫でも歌わない。ちょっと斬新すぎるだろう。
しかしだ。例年は花粉に対して素だったのだが、今年はハナからい草である。
このペースなら、来年あたりにはハナから4兆円くらい出てこないだろうか。それなら「オレっちマジ、花粉に ZOKKON LOVE 」と高らかに叫べるのだが。
花粉サイドもただ空中を浮遊するだけではなく、植物の威厳にかけて考えていただきたい。
#098 - 04/19/2005 [Tue] 22:58
type ; CHOKKA
職場のトイレについてであるが、個人ブースの水流が激しい。
愚かなことに、僕がこのトイレの水流の激しさに気づいたのは利用し始めてしばらく経ってからなのだが、水流の激しさが僕の琴線にやや触れるのである。
イメージしやすく解説すると、レバーをひねると便器(洋式)の水がたまっている部分の底面がパカッと開き、水流が汚物もろとも落下していくのである。このタイプを仮に「直下型」としよう。
なんというか、この便器は実は潔癖症であるんじゃないのかというほどに、汚物を猛烈な勢いで便器から消し去る。汚物を嫌悪する便器。根暗な漫才師。
また、直下型なので音もスゴイ。地鳴りに近しい。
同期に「ウチの会社のトイレって、テンション高くない?」と聞いたら、「ああ、ビルの高いところにあるからじゃない?」とそっけなく言われた。
おいおいカウボーイ、もっと個人ブースに思いを馳せてくれよ。そういう物理的な理由じゃ解明できないだろう。
僕は職場のトイレが直下型であることを宣教し、同意を求めていこうと思う。
ちなみにお小水の方の便器はというと、数分間隔で自動的に便器を洗浄するタイプである。こちらとのギャップも捨てがたい。
#099 - 04/20/2005 [Wed] 23:53
圧勝カウガール
資源回収に出すために、空のペットボトルを洗っていた。
ペットボトルの中を水洗いし、洗った水を捨てる。このとき、ペットボトルを振るように回転させながら水を捨てると、より早く水を抜けるのだ。
僕は得意気に「コレ、回転させながら捨てると早く捨てられるんだよね」と彼女に言った。カウガールのことである、こんな高尚なことは知りえないだろう。
「ああ、知ってる」。え、あ、うん、そうだよね、知ってるよね。
得意気に、しかもやや上から言ったことを僕は猛烈に恥じる。全身を駆け巡るやっちまった感。
さらに彼女は続ける。
「主婦の世界ではほとんど常識だよね。一升ビンでよくやる(?)」
一升ビンでよくやるらしい。
それよりあなた、主婦じゃなくて大学生ですよね。
#100 - 05/01/2005 [Sun] 21:23
おひさしぶりです
新人研修として、自己紹介のページを HTML で作っていた。
悲しいかな、こういうサイトを4年近くやっていると、どうも文章に熱が入ってしまう。他の同期が3〜4ページで完結させているのを尻目に、僕は15ページ以上作ってしまっていた。
しかも、このサイトよりもはるかに凝ったスタイルシートまで作り上げていた。もうここまで来ると“キモイ”というより“気分が優れない”である。
僕がマヌケ面を引っさげて文章を書いていると、同じ班で研修を受けているヨコサワさん(仮名)が現れ、僕のページを評した。
みたむらくん、文章たくさん書いてるね。ポリマーっぽいね。
なんだそれは、どういう批評だ。ポリマーって高分子のことじゃないか。
それともアレか、「オマエの文章は吸水性ポリマー、すなわちおむつの底面クラスだよ!」というメタファーか。
とりあえず、問い合わせてみる。
「え、ポリマーってなんか水を吸う粒とかのことじゃないっけ?」
「あれ? 詩とか書く人のことを『ポリマー』って言うよね?」
「たぶん、それ、ポエマーだと思うよ」。